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カテゴリー別アーカイブ: 日記

第16回JAST雑学講座

皆さんこんにちは!

JAST株式会社、更新担当の中西です。

 

~“選ばれる非常用発電機メーカー”~

 

需要は不定期、納期は短期、要件は厳格。**勝ち筋は「標準(A4)×品質(検証)×安全(EHS)×データ(DX)」**です。
製造・設計・調達・サービスの横串で、利益と信頼を同時に上げる実装をまとめます。


1|プロダクト“骨格”のモジュール化

  • プラットフォーム:エンジン出力帯・発電機フレーム・制御盤・エンクロージャを共通寸法/穴で統一。

  • 部品統合:燃料/冷却/排気のユニット化で工数と不良点数を圧縮。

  • 制御標準自動起動・段階起動・アラーム共通FB/ライブラリ化。

  • I/F規格:現場は**J1939/Modbus/HTTP(S)**など複数。ゲートウェイ標準で現調をラクに。


2|“実環境”で勝つ検証計画

  • FAT:無負荷・定格・段階負荷(25→50→75→100%)負荷急変の電圧/周波数回復時間を計測。

  • エコー試験UPS・モーター始動の代表サンプルで突入耐性を確認。

  • 環境:高温/低温/湿度/塩害・粉じんの連続耐久

  • EOL振動・騒音・漏れ、トルク管理のトレーサビリティを残す。


3|規制・適合のマトリクス化

  • 排ガス・騒音・耐震・電気安全は地域差が大。要件→設計項目→試験→証憑を1枚に。

  • ラベル/取説危険表示・接地・換気をピクト中心に多言語で。


4|EHS(安全・衛生・環境)を“現場仕様”に

  • 製造:燃料・オイル・冷媒のSDSロックアウト/タグアウトの徹底。

  • 試験室排気拡散・換気・防音、高温部の接触防止

  • 現地工事:重量物の吊り・据付、転倒/落下/火気のリスク評価。

  • 環境漏洩受けパン・防油堤、塗装・防錆のライフサイクル視点。


5|調達・在庫:止めないサプライチェーン

  • 二重化:エンジン・オルタネータ・制御器の複数調達先でリード短縮。

  • 安全在庫長納期品(AVR/制御器/消音器)は需要平準化モデルで算定。

  • 陳腐化管理:代替品の適合試験プロトコルを先に作る。


6|製造ライン:工数と品質を同時に下げる ⚙️

  • キッティング:台車1台=1台分の工具・部材・図番。探す時間ゼロ。

  • ねじトルクの記録電動トルクレンチ+シリアル締結履歴を保存。

  • 配線の“型”:ワイヤ番号・ルート・曲率半径を写真標準化。

  • 試験データの自動保存:シリアルと紐づく証明書を出荷時に生成。


7|制御・通信:つながる安心

  • イベントログ起動/停止/警報/アラーム解除を時系列で保存。

  • 遠隔監視:燃料・油圧・水温・バッテリ・室温・発電量をダッシュボード化。

  • サイバー対策認証・暗号化・権限分離既定パスの廃止は初期設定で。


8|アフター:予防保全を“売る”

  • パッケージ:年次点検+ロードバンク+油水分析のサブスク

  • 予兆電流/温度/振動/クランキング時間のトレンドで交換前倒し

  • SLA一次応答○h/駆付け○hを明確にし、代替機・レンタル手配も用意。

  • 教育:10分動画×数本(起動試験・燃料管理・ATSテスト)。


9|KPIダッシュボード(例)

  • OTD(納期遵守)/FPY(初回合格)/Warranty率

  • EOL試験不合格Top5現地停止要因Top5

  • 平均起動時間電圧・周波数回復時間

  • SLA達成率契約更新率顧客満足(★)


10|“30日で変える”改善ロードマップ ️⚙️

  • Day1–7:プラットフォームとI/Fの棚卸→A4標準

  • Day8–14:FAT/エコー試験の自動記録を立上げ

  • Day15–21:ねじトルク・配線写真のトレーサビリティ運用

  • Day22–30:遠隔監視ポータルβ公開/アフターのサブスク設計


11|見積・提案の“見える化”

  • 一枚図:設置寸法・吸排気・防音・据付図

  • 性能表:連続/非常時、段階負荷・過渡応答、騒音、燃費

  • 適合:排ガス・騒音・耐震の証憑リスト

  • 保守:点検周期・SLA・消耗品セット・教育メニュー


まとめ ✨

“選ばれるメーカー”は、モジュール化×徹底検証×EHS×DX同じ良さを速く繰り返します。
計画で勝ち、記録で守り、データで磨く。 停電のその時に“動く一台”を、確実に届けましょう。⚡

第15回JAST雑学講座

皆さんこんにちは!

JAST株式会社、更新担当の中西です。

 

~停電に“強い施設”をつくる~

 

停電はいつ来るか分からない——だからこそ、非常用発電機は“最後の保険”です。
ここでは初めて導入・更新を検討する方向け
に、容量選定→燃料→設置→電気連系→点検まで、失敗しにくい進め方をひとまとめにしました。📝


1|まず“止めたくないもの”を書き出す ✍️

  • 命に関わる負荷:非常照明、消防・排煙、医療機器、通信コア 等

  • 事業継続負荷:サーバ/ネットワーク、冷凍・冷蔵、POS、セキュリティ 等

  • 後回し可:一般照明一部、コンセント一部、快適負荷(空調の一部 など)

👉 負荷を**Tier(優先度)**で色分けすると、後の設計・運用がスムーズに。🎨


2|容量は「kW」だけで決めない ⚙️

  • 始動電流/一時的kVA:モーター・ポンプ・チラーは立上げの一瞬が最大負荷

  • UPSとの相性:オンラインUPSは高調波/突入に注意。メーカー適合表で確認。

  • 余裕率:将来増設や夏/冬ピークを見込み、20〜30%のヘッドルームを。

  • 同時始動を避ける:順次立上げ(シーケンス)で小容量でも安定に。⏱️


3|燃料の選び方 ⛽🌱

  • ディーゼル:起動が速く、高出力・高信頼。燃料保管・防災対策が必須。

  • ガス(都市ガス/LPG):クリーン&長時間向き。供給停止リスクを地域で確認。

  • バイオディーゼル混合:適用可否はエンジン側の許容範囲を要確認。

💡連続稼働時間は24〜72時間シナリオで検討。燃料補給契約輸送路までセットで備えるのがコツ。


4|置き場所と防災・騒音対策 🏗️🔇

  • 屋外エンクロージャ:防雨・防音・防錆。吸気/排気のショートサーキットに注意。

  • 屋内設置:給気・排気ダクト、発熱の排熱・換気、煙突の離隔を確保。

  • 耐震・止水:アンカー・基礎・免震部材、浸水想定高より上への設置。

  • 振動・騒音:防振ゴム、消音器、壁面の反射対策。近隣説明も大切。🙇


5|電気連系の鍵:ATS・アーシング・選択協調 🔌

  • ATS(自動切換):停電検知→自動起動→負荷切替→復電後のクールダウン復帰

  • 接地・中性線単一接地点の原則。誤接地は漏電・誤作動の元。

  • 選択協調:ブレーカの時限・遮断値を整え、必要最小限だけ落ちる設計に。

  • UPS/空調との段階起動負荷の波を平準化し周波数・電圧安定へ。


6|“起動時間”と信頼性 ⏱️🧠

  • 多くの施設は数十秒以内の起動を目標にします。

  • 予熱(ジャケットヒータ)常時充電器ヘルシーなバッテリが立上げ成功の三種の神器。🔋


7|点検・試験は“カレンダーで回す” 📅

  • 月次:自動起動試験(無負荷)、バッテリ電圧、目視(漏れ/緩み/腐食)。

  • 四半期実負荷 or ロードバンクで負荷試験、排気色・異音確認。

  • 年次:燃料タンク点検(水分・スラッジ)、冷却水・オイル交換、配線増し締め。

  • 記録:運転ログ・警報・保守結果をダッシュボードで見える化。📊


8|遠隔監視とアラート 📡

  • 監視項目:燃料残量・油圧・水温・バッテリ・充電器・室温・漏電

  • 通知ルール:警報の優先度/一次応答者/エスカレーションを明確に。

  • 演習:年1回はブラックスタート訓練で手順を固める。🧪


9|発注前チェックリスト ✅

[ ] 優先負荷リストと将来増設の有無
[ ] モーター・UPSの始動/突入条件
[ ] 連続運転の目標時間と燃料補給計画
[ ] 設置場所(耐震・止水・換気・騒音)
[ ] ATS方式・選択協調・接地方式
[ ] 点検頻度・ロードバンク計画・遠隔監視


まとめ ✨

非常用発電機は**“選ぶ→置く→つなぐ→回す”**の4工程で決まります。
数字で要件化→段階起動→定期試験。この型で、停電時も“いつもどおり”を守りましょう。⚡🛡️🏢

第14回JAST雑学講座

皆さんこんにちは!

JAST株式会社、更新担当の中西です。

 

~社会的役割~

非常時にこそ問われる「沈黙しない電力」の使命

災害や停電が発生したその瞬間、まず求められるのは「電気」です。
照明、通信、医療機器、情報収集、暖房や冷房、そして人の命に直結するインフラの維持。

非常用発電機は、“最後の砦”として社会の根幹を静かに支える存在です。
その役割は、単なる機械的バックアップを超え、社会の持続可能性・安全性・信頼性を保証する装置へと進化しています。

非常用発電機の果たす「社会的役割」を6つの観点から深く掘り下げていきます。


1. 生命と健康を守る「命の継続装置」

災害時、最も優先されるのは人命の保護です。非常用発電機は、次のような場面で命を守る装置として機能します。

  • 【病院】…人工呼吸器、透析機器、手術室の照明などの維持

  • 【高齢者施設】…エレベーターやエアコンの稼働、避難支援

  • 【障がい者施設】…バリアフリー設備や意思伝達装置の確保

これらの電力が止まれば、即時に生命の危機へ直結する可能性があるため、非常用発電機は「命をつなぐ存在」としての責任を担っているのです。


2. 地域社会の混乱を防ぐ「社会安定装置」

停電が長期化すると、社会不安や混乱が広がりやすくなります。
非常用発電機は、地域の安定を守るセーフティネットとして重要な役割を果たします。

  • 【行政庁舎】…避難情報の発信、防災拠点の継続稼働

  • 【避難所・学校】…夜間照明、仮設トイレの稼働、携帯充電

  • 【スーパー・コンビニ】…食品の保存・販売、生活必需品の供給維持

  • 【ガソリンスタンド】…燃料供給体制の維持で物流を支える

これにより、人々のパニックを抑え、安心と秩序を守る基盤が形成されるのです。


3. 情報インフラを維持する「沈黙しない通信の土台」

現代社会において、電力は情報そのものを意味します。
災害時には**「どこで何が起きているか」「どこに避難すべきか」**という情報が命綱になります。

  • 【基地局・通信ビル】…インターネット・電話回線の維持

  • 【テレビ・ラジオ局】…災害情報の放送継続

  • 【市役所・消防署】…防災無線や通報システムの稼働維持

非常用発電機がこれらの設備を支えることで、情報の途切れが社会的孤立を防ぎ、人々の行動を導くのです。


4. 経済活動の回復を支える「事業継続の鍵」

地震や台風などの大規模災害では、被災後に**いかに早く事業を再開できるか(BCP:事業継続計画)**が企業の存続を左右します。

  • 【工場・製造ライン】…設備の停止リスク回避

  • 【オフィス】…PC、通信、照明の確保で業務再開

  • 【データセンター】…顧客データの保護とサービス提供の継続

非常用発電機の存在により、企業は「止まらない組織」として信頼を得ることができます。これは雇用維持や経済全体の早期復興にもつながる社会的貢献といえます。


5. 平時からの防災意識醸成に貢献する「啓発の象徴」

非常用発電機の設置は、単なる設備強化にとどまりません。
それは、企業や自治体が“防災意識を持っている”という社会的メッセージでもあります。

  • 【地域住民の安心感】…「この施設なら停電時も頼れる」

  • 【従業員・顧客への信頼】…「しっかり備えている会社」

  • 【教育施設での活用】…「エネルギーの重要性を学ぶ場」として

つまり、非常用発電機は**「社会が自分たちを守ってくれる」という希望の象徴**でもあるのです。


6. 災害に強い街づくりを実現する「エネルギー分散装置」

都市の集中型インフラは、ひとたび被災すれば大規模な停電を招きます。
これに対し、分散型エネルギーシステムの一翼を担うのが非常用発電機です。

  • 地域ごとの自立した電源確保による「電力分散」

  • 公共施設と民間施設の協力によるレジリエンス強化

  • EV充電設備や蓄電池と連携したスマートグリッド化

非常用発電機は、単なるバックアップ装置ではなく、災害に強いまちづくりの基盤として、地域社会とインフラの未来をつなぐ存在になりつつあるのです。


見えないところで社会を支える“沈黙のヒーロー”

非常用発電機は、平常時には意識されず、目立つ存在でもありません。
しかしその存在は、いざというときに社会の機能を止めず、人命を守り、希望をつなぐものです。

  • 命を支える装置

  • 社会秩序を守る支柱

  • 経済と防災を両立させる要

  • 地域と未来をつなぐハブ

それが、非常用発電機の**“社会的役割”**です。

私たちが日々の暮らしを当たり前に続けられる背景には、こうした見えないインフラが確かに息づいています。

非常用発電機の点検

非常用発電機の点検は、

始動確認のみ(無負荷試験)だけでは不十分です!

・機関内のカーボン(煤)の堆積が確認できない。
・継続利用で実用に耐えられる発電能力があるか確認できない。
・十分な冷却能力があるか確認できない。

など、いざという時に実は使えない事態が考えられます。

JAST株式会社の模擬負荷試験点検では、負荷試験装置により、あえて負荷をかけ、性能確認と未燃焼燃料やカーボンの除去を一緒に行いますので、非常時に、しっかり作動するから安心です。

負荷試験点検料金
1台56000円(税別)から
1施設に複数台ある場合は割引いたします。
(作業内容)
・発電機の試運転(バッテリー、エンジンオイル、クーラント、ファンベルト等の点検)
・負荷試験機によるカーボン排出と30%以上の負荷試験点検
・消防署提出用の30%出力確認データ表の作成

第13回JAST雑学講座

皆さんこんにちは!

JAST株式会社、更新担当の中西です。

 

~多様化~

地震、台風、豪雨、停電、そして災害に伴う社会インフラの機能不全――
こうした非常時に、人命と経済を支える最後の砦が「非常用発電機」です。

かつては大型の病院やビルにだけ備えられていた非常用発電機ですが、近年ではその用途、種類、技術、導入形態が大きく進化し、「多様化」が急速に進んでいます。

非常用発電機における多様化の実態を以下の観点から深く掘り下げて解説します。


1. 導入施設の多様化:社会全体で求められる電源の備え

従来、非常用発電機は主に病院、官公庁、高層ビルなどに設置されるものでした。しかし、近年は以下のように導入先が多様化しています。

  • 【福祉施設・高齢者住宅】→ ライフライン確保が生命線

  • 【データセンター】→ サーバー停止による莫大な損失防止

  • 【小中学校・避難所】→ 地域の防災拠点として機能強化

  • 【商業施設・コンビニ】→ 被災地での物流・買い物支援を担う

  • 【農業施設・畜産業】→ 畜舎の空調や冷蔵保存の確保

このように、**非常用発電機の設置は特別なインフラではなく、地域のレジリエンスを支える「標準装備」**となりつつあるのです。


2. 燃料の多様化:ディーゼルだけでなくクリーンエネルギーへ

かつて非常用発電機といえばディーゼル式が主流でしたが、近年は多様な燃料方式が登場しています。

種類 特徴
ディーゼル式 短時間起動・安定出力・大型施設向け
ガス式(都市ガス・LPガス) クリーン・メンテ容易・中小施設向け
バイオディーゼル・再生可能燃料 環境配慮型・SDGs対応
ハイブリッド型(太陽光+蓄電池+発電機) 複合利用・エネルギー自立型システム

災害時に燃料の確保が困難になる可能性を見据え、複数の燃料方式を併用した冗長化システムを構築する動きも強まっています。


3. 出力・規模の多様化:用途に応じた「適正サイズ」の選択

発電機の出力にも、多様化の波が押し寄せています。

  • 【小型ポータブルタイプ】→ 家庭・キャンプ・移動型避難所向け(1kVA〜3kVA)

  • 【中型固定タイプ】→ 商業施設や小規模工場向け(10kVA〜100kVA)

  • 【大型・高出力型】→ 病院・行政庁舎・データセンター向け(数百kVA〜MW級)

出力の適正化により、「大は小を兼ねる」から「必要な分だけ、確実に備える」という考え方へとシフトしています。


4. 制御技術と遠隔監視の多様化:スマート発電機時代へ

発電機は「回ればOK」な装置ではありません。近年は**制御・通信技術の進化により“スマート化”**が進んでいます。

  • 遠隔監視システムにより発電機の稼働状況・燃料残量をリアルタイムで確認

  • IoT連携で気象警報と連動した自動起動システム

  • モバイルアプリで離れた場所から起動・停止制御

  • クラウドを通じた予防保守・自動点検通知

これにより、「いざというときに動かない」という最大のリスクを低減できるようになりました。


5. 環境・防災融合型の設計:新時代の地域インフラとして

非常用発電機は今や「災害時の備え」にとどまりません。
近年では、平時から環境に配慮し、地域と共存するエネルギー装置としての役割が求められています。

  • 【太陽光+蓄電池+発電機】の三位一体モデル

  • 避難所や自治体庁舎に設置し、平時はEV充電などに活用

  • 使用燃料のカーボンニュートラル化(合成燃料・水素対応型)

つまり、非常用発電機は「災害時の保険」から「地域にとっての日常的エネルギー資産」へと進化しているのです。


多様化が生む“非常時の確かさ”と“平時の価値”

非常用発電機の多様化は、単なる機種や出力の選択肢が広がったという話ではありません。
それは、「どこで」「誰が」「何のために」電力を確保するのかという社会的ニーズの変化に、技術と制度が柔軟に応じた結果です。

  • 災害大国・日本における必須のインフラ

  • 多様化によって広がるアクセスと導入のチャンス

  • エネルギーの分散と自治を実現する未来志向の装置

それこそが、非常用発電機の“今”であり、“これから”なのです。

非常用発電機の点検

非常用発電機の点検は、

始動確認のみ(無負荷試験)だけでは不十分です!

・機関内のカーボン(煤)の堆積が確認できない。
・継続利用で実用に耐えられる発電能力があるか確認できない。
・十分な冷却能力があるか確認できない。

など、いざという時に実は使えない事態が考えられます。

JAST株式会社の模擬負荷試験点検では、負荷試験装置により、あえて負荷をかけ、性能確認と未燃焼燃料やカーボンの除去を一緒に行いますので、非常時に、しっかり作動するから安心です。

負荷試験点検料金
1台56000円(税別)から
1施設に複数台ある場合は割引いたします。
(作業内容)
・発電機の試運転(バッテリー、エンジンオイル、クーラント、ファンベルト等の点検)
・負荷試験機によるカーボン排出と30%以上の負荷試験点検
・消防署提出用の30%出力確認データ表の作成

次回もお楽しみに!

第12回シロアリ駆除雑学講座

皆さんこんにちは!

 

JAST株式会社、更新担当の中西です。

 

 

 

シロアリ対策工事の“鉄則”とは?~住宅を守るプロが現場で守るべき掟~

今回は、シロアリ対策工事の現場で職人たちが守っている“鉄則”を紹介します。

作業自体は見えにくい、地味、地中――しかしそのひとつひとつの判断が、住まいの寿命と信頼を左右する非常に重要なプロセスです。


■ 鉄則①:「安全第一」から始めよ

 

床下は湿気・狭所・暗所という三重苦の環境。だからこそ、まずは作業者自身の安全確保が最優先です。

  • 防毒マスク・手袋の着用

  • 通気口・点検口の換気確認

  • 脱出口の確保と声かけ連携

「事故がないこと」こそがプロとしての大前提。新人指導にもまずは“安全から”が基本です。


■ 鉄則②:「徹底調査」なき処理は、無意味

 

薬剤を撒くだけ、ベイトを置くだけではシロアリ対策にはなりません。

  • 活動範囲の特定(蟻道・食痕の発見)

  • 湿気源(漏水・換気不良)の確認

  • 床下以外の被害(玄関框・浴室など)もチェック

この事前調査をどれだけ正確に行えるかが、処理の成否を分けます。


■ 鉄則③:「薬剤選定と施工量」は科学的に判断する

 

  • どの薬剤を使うか(有効成分・残効性・安全性)

  • 木部 or 土壌、どの範囲まで処理するか

  • 用量と希釈率の厳守(過剰処理は環境負荷)

この判断は**“慣れ”ではなく、技術資料と経験の両輪**によるもの。製品ラベルやSDS(安全データシート)の確認も欠かせません。


■ 鉄則④:「見える化」で信頼を得る

 

お客様からすれば、床下で何が行われたか分かりません。だからこそ、“可視化”による信頼構築が必須です。

  • 施工前・後の写真報告書

  • 使用薬剤と範囲の明記

  • 万が一の保証(5年保証など)の発行

「安心感=報告の丁寧さ」であると心得ましょう。


■ 鉄則⑤:「再発ゼロ」を目指す“+α”の対応

 

  • 湿気対策の提案(換気扇・調湿材など)

  • 被害木材の補修や強化提案

  • 定期点検契約の提案

“施工して終わり”ではなく、“守り続ける姿勢”が次の仕事につながります。


■ まとめ:「技術・誠実・観察眼」こそが現場の三種の神器

 

シロアリ対策工事の現場には、マニュアルには書ききれない判断や機転が求められます。だからこそ、技術だけでなく、誠実さ、観察力、説明力――“人間力”を含んだプロ意識がこの仕事の鉄則です。

床下の暗がりに、信頼の光を灯す仕事。
それが、シロアリ対策工事の真の価値なのです。

 

 

次回もお楽しみに!

第11回シロアリ駆除雑学講座

皆さんこんにちは!

 

JAST株式会社、更新担当の中西です。

 

 

 

シロアリ対策工事の“職人育成”とは?~技術と信頼を継ぐ現場力~

今回は、住宅を守る縁の下の力持ちとも言える「シロアリ対策工事」に焦点を当て、その技術を次世代にどう育成していくかについて深掘りします。


■ そもそも、シロアリ対策工事とは?

 

シロアリ対策工事は、住宅の土台・柱・床下などに発生するシロアリ(主にヤマトシロアリやイエシロアリ)による木材の食害を防止・駆除する専門工事です。

工法は主に2つ:

  • 予防工事:防蟻薬剤の塗布や散布、土壌処理

  • 駆除工事:食害部の補修、ベイト工法などの駆除処理

住宅性能に関わる重要な作業であるにもかかわらず、現場は狭くて湿気が多く、技術の習得に時間がかかることが多いのが現実です。


■ 職人不足と技術の“属人化”が課題

 

現在、シロアリ対策工事の現場では、以下のような育成課題が指摘されています:

  1. 職人の高齢化と若手不足

  2. 「見て覚える」文化が根強い

  3. 現場ごとのばらつきで技術が定着しにくい

こうした状況を変えるには、「再現性のある育成」「安全性と環境知識の教育」「現場感覚と理論の両立」が必要です。


■ 具体的な育成ステップと成功のポイント

 

● ステップ1:基礎座学と資格教育

 

  • シロアリの種類と生態

  • 木材腐朽・湿気・床下換気との関係

  • 薬剤の種類と安全使用法(防蟻・防腐剤の理解)

※例:しろあり防除施工士など、業界資格の取得をサポートする体制づくり


● ステップ2:現場でのOJT(On the Job Training)

 

  • 床下への潜り方と安全確保

  • 木部・土壌への薬剤処理の手順

  • ベイトステーションの設置位置とメンテナンス

この段階では、経験者との同行作業で技術を“身体で覚える”ことが大切。ここでの「見る力」「気づく力」が一人前になる第一歩です。


● ステップ3:マニュアル化・動画教材の活用

 

近年では、床下での処理手順を動画化し、後輩が何度でも確認できる環境整備が進んでいます。これにより、

  • 技術の均質化

  • 時間外学習のしやすさ

  • 新人の不安解消

といった効果が期待されています。


● ステップ4:「信頼される対応力」を育む

 

シロアリ対策は「ただ処理するだけの仕事」ではなく、**お客様の住宅と安心を守る“信頼商売”**です。

  • 報告書の書き方

  • お客様への説明トーク

  • アフターサポートの対応

これらの“対人スキル”もまた、育成の柱の一つです。


■ まとめ:技術と心を継ぐ育成が、次世代の柱になる

 

シロアリ対策工事は、目に見えない部分の仕事だからこそ、信頼と確実な技術が問われる仕事です。

「潜る職人から、支える技術者へ」

そんな育成意識を持つことで、業界の未来はもっと明るく、持続可能になっていくでしょう。

 

 

次回もお楽しみに!

第10回シロアリ駆除雑学講座

皆さんこんにちは!

 

JAST株式会社、更新担当の中西です。

 

 

 

シロアリ対策工事の未来とは?住まいの安心とともに進化する技術とサービス


今回は「シロアリ対策工事の未来」について一般的な市場での動向を基に考えていきます。


住まいの劣化を防ぎ、資産価値を守るこの仕事も、時代の変化とともに大きく進化し始めています。特に環境配慮・IoT導入・働き方改革といったテーマが、シロアリ業界にも波及してきています。

では、これからのシロアリ対策はどう変わっていくのでしょうか?


🛰 1. IoT×シロアリ対策の時代が来る

 

近年、IoTセンサーやクラウド技術を活用した「見える化」の波が、住宅メンテナンス業界にも広がっています。

可能性のある新技術:

  • 床下湿度・温度センサーによる異常検知

  • スマートベイトシステム:シロアリの侵入を検知・通知

 

これにより、定期点検不要・非接触型のモニタリング管理が可能になり、住宅管理の形が大きく変わろうとしています。


🌱 2. 完全無薬剤化・自然素材施工へのシフト

 

これまでも「低臭・低毒性」への移行が進んできましたが、これからは合成殺虫材を使わない施工も本格化していくと考えられています。

代表例:

  • ホウ酸処理:天然鉱物由来で再処理不要、耐久性20年以上

  • 加圧注入木材(ホウ酸・ACQ等)

  • 物理バリア工法(防蟻シートや金属メッシュ、ホウ酸入りシーリング等)

 

特に小さな子どもやペットのいる家庭、自然素材住宅では、こうした選択肢が増えていくことが期待されています。


👨‍🔧 3. 職人不足への対応:若手育成と作業効率化

 

高齢化が進む中で、職人の確保と育成も大きな課題です。

  • VRを使った床下作業のシミュレーション研修

  • 動画・クラウドを活用した技術継承

  • コンパクト機材と一人作業対応の工法開発

 

加えて、働きやすさを意識した作業環境の快適化(送風装備、床下カメラ、姿勢サポーターなど)も進んでいます。


🧭 4. 住宅価値を守る“予防型メンテナンス”の普及

 

従来は「被害が出てから対処」だったシロアリ対策も、これからは「建築時から予防的に導入」する時代へ。

  • 新築時にホウ酸・防蟻材処理を標準化

  • 住宅診断士(ホームインスペクター)との連携

  • 不動産売買時の床下診断による価値向上

 

これにより、シロアリ対策が「安心のある家=高評価住宅」として、市場価値に反映されるようになっていきます。


✨まとめ:シロアリ対策は、未来の家づくりの一部になる

 

シロアリ工事は、単なる「駆除」から、「住まいの持続可能性と安心を支えるインフラ」へと進化を遂げようとしています。

今後は、デジタル・自然素材・働き方改革・住宅資産価値の維持といった、多角的な視点からこの仕事が見直されていくでしょう。

目には見えないけれど、確かに家を支える。
それが、これからのシロアリ対策工事です。

次回もお楽しみに!

 

第9回シロアリ駆除雑学講座

皆さんこんにちは!

 

JAST株式会社、更新担当の中西です。

 

 

 

シロアリ対策工事の環境とは?住宅を守る現場のリアルと課題

 

 


今回は「シロアリ対策工事の環境」について一般的な市場での動向をお届けします。


見えないところで建物を蝕むシロアリ——そんな住まいの大敵と日々向き合っているのが、シロアリ対策工事の現場スタッフたちです。

では実際、どんな環境でどんな作業をしているのか?意外と知られていない現場の裏側と、課題・安全面・働き方まで掘り下げてみましょう。


🐜 1. シロアリ被害の発見は「床下」が基本

 

シロアリの多くはヤマトシロアリイエシロアリと呼ばれる種類で、床下の木材や柱、基礎周辺を食害します。

そのため、調査・工事ともに狭く、暗く、湿気の多い床下空間が主な現場になります。

  • 地面からの湿気・温度変化が激しい

  • 高さ30〜50cm程度の狭い空間を匍匐前進で移動

  • 木屑やカビ、ダニ、ホコリとの闘い

 

これらの厳しい環境下で、安全かつ的確に処置をするためには、専門知識と経験に加え、現場での体力・判断力も不可欠です。


🧯 2. 使用薬剤と健康・環境への配慮

 

従来のシロアリ防除は、「薬剤をたっぷり撒く」のが一般的でした。しかし現在は人体やペット、環境への配慮が強く求められる時代です。

主な薬剤の進化:

  • ピレスロイド系(昆虫だけに効く、哺乳類には低毒)

  • ネオニコチノイド系(神経系に作用する低濃度薬剤)

  • フィプロニル系(伝播効果によって巣ごと駆除が可能)

 

さらに、無臭タイプや低VOC(揮発性有機化合物)処方の薬剤も増えており、作業者の安全・住民の健康を考慮した成分選定が不可欠です。


🛠 3. シロアリ工事の工程と必要なスキル

 

シロアリ対策工事は、大きく分けて以下のようなステップで進みます。

  1. 現地調査(目視、床下点検、タッピング検査)

  2. 被害部の特定と写真記録

  3. 穿孔処理(必要箇所に穴を開け薬剤を注入)

  4. 土壌処理・木部処理(床下全面への散布)

  5. ベイト工法の設置(建物周囲への設置型駆除装置)

 

作業には薬剤知識、構造知識、施工技術だけでなく、住民への説明力・安心感を与える対応力も重要になります。


🌡 4. 夏は蒸し風呂、冬は冷気との闘い

 

シロアリ工事の作業環境は、室内に見えて実は外気温の影響を大きく受ける場所です。

  • 夏:湿気がこもりやすく、床下温度は40℃以上になることも

  • 冬:通気が良すぎて、足元が冷え切る環境

  • 通年:暗所作業のため照明や空気循環の工夫が必要

 

そのため、作業スタッフは季節に合わせた作業服・安全靴・マスク・換気機器などを駆使して現場に対応しています。


🌿 5. 環境意識の高まりと企業責任

 

近年は、建物の維持管理の一環としてだけでなく、**“住環境の安心と持続可能性”**を支える視点から、シロアリ対策も見直されています。

  • 自治体の空き家対策事業と連携した施工

  • 自然素材住宅に合わせた「無薬剤処理」提案

  • 地域密着型のアフターサービス体制

 

こうした変化の中で、信頼できる施工会社選びがより重要になってきています。


✨まとめ:見えない敵と戦う、縁の下のプロフェッショナル

 

シロアリ対策工事は、家の表からは見えないところで、暮らしを守る非常に重要な仕事です。
過酷な環境と高度な判断力が求められる現場ですが、そこで働く人々は**“家を守る医者”のような存在**です。

次回は、この仕事が今後どのように進化していくのか、「シロアリ対策工事の未来」をテーマにお話しします!

次回もお楽しみに!

第8回シロアリ駆除雑学講座

皆さんこんにちは!
JAST株式会社、更新担当の中西です。

本日は第8回シロアリ対策雑学講座!
~最新防蟻技術の比較と選び方~

最近、防蟻技術は進化が著しく、低臭性薬剤や無薬剤工法など多彩な選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを押さえて、建物やご予算に最適な工法を選びましょう。


1. 低臭性薬剤処理

  • 特徴

    • 従来薬剤に比べて揮発性成分を抑え、施工後の臭気を大幅に軽減

    • 人やペットへの安全性向上

  • メリット

    • 施工直後から居住可能

    • 臭いに敏感な方がいる家庭に最適

  • デメリット

    • 一部製品は従来薬剤よりコストが高め

    • 長期間の効果についてはメーカーごとに差があるため要確認

  • おすすめポイント

    • 臭い対策を最重視する場合に選択


2. ホウ酸系無薬剤工法

  • 特徴

    • 天然素材のホウ酸を主成分とし、薬剤を用いない防蟻法

    • 木材内部にホウ酸を浸透させ、長期間効果を発揮

  • メリット

    • 無臭・無揮発で人体・環境に優しい

    • 再処理不要(ただし水濡れ時は要再処理)

  • デメリット

    • 施工前の木材乾燥が必須で、工期が長くなる

    • ホウ酸が流出しないよう、水濡れ対策が重要

  • おすすめポイント

    • 新築時や木材交換時の下地処理として最適

    • 小さなお子さまやアレルギー体質の方がいる家庭におすすめ

    • リフォームやリノベーション時に合わせて実施

3. ベイト工法(毒餌トラップ)

  • 特徴

    • シロアリの好む餌に毒性成分を混ぜ、コロニーごと駆除

    • 建物外周に設置するため、建物内部への薬剤散布を最小化

  • メリット

    • 薬剤使用量が少なく、環境負荷を低減

    • 定期的な点検で効果をモニタリング可能

  • デメリット

    • 点検・交換が3~6か月ごとに必要

    • コロニーが大きい場合は効果が出るまで時間がかかる

  • おすすめポイント

    • 床下や壁内への薬剤散布に抵抗がある場合に選択

    • 定期管理が可能なマンションや集合住宅向き


4. 物理的防蟻シート・メッシュ工法

  • 特徴

    • ステンレスメッシュや高耐久シートを基礎周りに設置

    • 物理的にシロアリの侵入をブロック

  • メリット

    • 半永久的に効果持続(施工不良や地震でのズレ要点検)

    • 薬剤不使用でメンテナンス頻度が低い

  • デメリット

    • 施工コストが高め

    • 地盤沈下や建物の動きで隙間が生じるリスクあり

  • おすすめポイント

    • 長期的にメンテナンスコストを抑えたい場合

    • 高耐久な防蟻を求める公共施設や大型商業施設に最適


まとめ:最適工法の選び方

工法 コスト感 メンテ頻度 向いているケース
低臭性薬剤処理 中〜高 5年ごと再処理 リフォーム・ペット/小児のいる住宅
ホウ酸系無薬剤工法 基本不要(水濡れ時再処理) 新築・アレルギー対応
ベイト工法 3〜6か月点検 集合住宅・環境配慮重視
物理的シート・メッシュ工法 5年ごと点検 公共施設・長期維持が必要な大型建物

用途や環境、予算に応じて、上記を組み合わせたハイブリッド対策もおすすめです。


次回予告

第4回は「シロアリ被害事例と補修工事の流れ」をお届け!
実際の施工現場写真とともに、被害箇所の補修手順をステップごとに解説します。お楽しみに!


JAST株式会社では施工スタッフ募集です
経験不問研修制度充実チームワーク大切できる歓迎ます
皆さま応募お待ちおります

第7回シロアリ駆除雑学講座

皆さんこんにちは!
JAST株式会社、更新担当の中西です。

本日は第2回シロアリ対策雑学講座!
~被害発見からの対処方法と今すぐできる予防策~

前回は「メンテナンスと目安」を詳しく解説しました。今回は、実際にシロアリ被害を見つけたときの対処ステップと、日常でできる簡単予防策をご紹介します。


1. 被害発見時の3ステップ対処法

  1. 現状把握

    • 床下や天井裏を目視確認し、被害範囲を特定

    • 食害跡(木くずや蟻道)の有無を確認

  2. 応急処置

    • 被害箇所周辺の通気を良くし、湿気を抑制

    • ホウ酸系スプレーで見える範囲に直接処理

  3. 専門業者への相談

    • 早期発見ほど被害拡大を防げるため、迅速にプロに依頼

    • 現場調査のうえ、薬剤処理・ベイト工法など最適プランを提案

※自己判断で深追いせず、広範囲に被害が及ぶ前に必ず業者点検を!


2. すぐにできる日常予防策

  • 床下換気口の管理

    • 物を置かず、換気口を塞がない

    • 定期的に枠まわりを掃き掃除して通気を確保

  • 水回りのチェック

    • キッチンや浴室下の配管まわりに水漏れがないか点検

    • 配管周辺の床材に湿気がたまらないよう、こまめに乾拭き

  • 木材の保管場所に注意

    • 家の周囲に薪や廃材を放置しない

    • 庭に積む場合は建物から1.5m以上離す

  • 植栽の剪定

    • 根が家屋に接触しないよう剪定

    • 地面に直接触れる枝は切り戻し、シロアリの侵入経路を断つ


3. 定期セルフチェックポイント

チェック項目 頻度 ポイント
床下換気口の通気状況 月1回 換気口の枠まわりにゴミがないか
水漏れ・湿気の有無 月1回 床材・配管周辺の湿り気を確認
木部の外観(ひび割れ等) 半年に1回 外壁下部やデッキの木材を点検
植栽と建物の距離 半年に1回 枝や木材が建物に接触していないか

次回予告

第3回は「最新防蟻技術の比較と選び方」をお届けします。新登場の低臭性薬剤や無薬剤工法など、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較!お楽しみに。


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